出展情報：「BASIC²」- 2025/11/24(Mon.)-12/7(Sun) THE blank GALLERY

グループ展

BASIC² #01

会期：2025年11月24日(月・祝)-12月7日(日)
　　　平日　13:00-19:00
　　　土日祝　12:00-19:00
　　　最終日のみ 18:00まで
会場：THE blank GALLERY(原宿)
東京都渋谷区神宮前3-21-6 大崎ビル3F
https://www.the-blank-gallery.com/index.html
入場：無料
出展：内田ユイ / GOU SHIBATA / 千葉大二郎 / TYM344 / 馬場喜三江 / 吉田和夏
企画：TYM344
オープニングレセプション：11月24日(月・祝）17:00 -
『BASIC²』について：芸術実践における基礎研究をテーマとした展覧会です。「基礎研究（Basic Research）」とは、特に科学の世界で一般に使用される用語で、「応用研究（Applied research）」の対概念です。応用研究が主に社会や集団の要請に基づき具体的な問題・課題の解決を目指すような実用的な目的を持つものであるのに対して、基礎研究は単に未解明の事象を解き明かそうとしたり理論そのものを突き詰めていくものです。そのため基礎研究は「それがなんの役に立つのか？」という観点や批判はいったん脇において進めていくものであり、その原動力は専ら自らの知的好奇心、探究心です。なんの役に立たないと言っても、基礎研究が知のフロンティアを開拓してくれるからこそ、それに基づいて応用研究も発展することができます。その意味で、基礎研究を「基礎」と呼ぶのであって、そこには「入門的な」とか「簡単な」というような意味はまったくありません。むしろ、実用性（何かの役に立つ）という他者から理解を得やすい「出口」も無く、自らが立てた仮説や理念といった小さなランタンだけを頼りに真っ暗闇の中をさまよいながら進んでいく、大変に困難な、かつ楽しいものです。
芸術も、現在では社会の様々な場面でその役割や効能や意義がうたわれていますが、芸術の、そもそもの本当の姿は、まさに科学の世界における基礎研究と同じではないかと思うのです。そういった理念にもとづく環境をつくってみたいと思い、あくまでひとりひとりの芸術実践をそのまま行える場として、この展覧会をはじめることにしました。- TYM344
特設サイト：https://storm-pastry-b1f.notion.site/BASIC-29ab5147304d80b39227c11b926d6334

というわけで、このたび私TYM344が展覧会を企画しました。公式に自分が企画者となったのははじめてかもです。この「BASIC²」はシリーズでやりたいのですが、まずこの第1回は、自分が好きでリスペクトしている作家さんにお声がけさせていただきました（ありがとうございます!）。初日11/24（月・祝）は17時からオープニングレセプションを行います。みなさまお誘い合わせのうえぜひお越しください。

TYM344