2016年1月10日日曜日

2016年です

新年明けましておめでとうございます。
TYM344です。
今年もよろしくお願いします。
しばらく更新をしていませんでしたので久々の投稿です。

■足の指を骨折してさらに携帯をなくしていました
年末年始です。色々できなくなった分、久しぶりにゆっくりしました。

■最近のTYMの会話は大丈夫なのか?
- 会話というのはたいてい言いたいことを言い切れないものだから、いつも言いたいことを言い切っているという人は会話はそんなにしていないのかもしれない (いぬころ@steraum)
久しぶりにブログを書きに来ました。というのも、TYMは最近人と話すときに間髪入れずしゃべり過ぎなのではないかという真っ当な指摘を新井五差路くんからいただきまして、さらにはブログなどを書いていけばいいのではという提案をもらったので、このように早速書いています。実は、今日も新井くんと会う前に、一件打ち合わせがあったのですが、あれこれかなり突っ込んだ話も出来てよかったなあと思う反面、こんこんと私がしゃべりすぎてしまった気がしており、振り返れば振り返るほど反省しています。しかも最悪なことに言い方を変えて何度も同じことを言ってしまっているし、これは会話にはならないので、非常によくない。ちょっと昔はほとんど黙っていたような気がするしとても今のような感じではなかったのですが、気がついたらというかこの半年はしゃべり人間になってしまっていたのです(きっと何者かが私に延々としゃべらせようと操作しているのではないか?そして端的にいうと会話が下手になったという。)。さて、しゃべりすぎるよりブログを書こうということですが、またこうやって文章をつくっているとこれはこれでまとめようとしてしまったりして難しい。なのでだらだらと書きます、書いていって自分をもうちょっと黙らせようと思います。つまり非常に見にくいブログになるはずです。いいんだろうか。でも評論でもステートメントでもなくて、おしゃべりの代わりなのだから、とりあえずこれで行ってみましょう。あれこれ決め事つくって続かないよりも、サスティナビリティが大事です。今後は、ふと、私今しゃべり過ぎているかも?と思ったら、詳しくはブログ見てね、ということで良いんですよね?それで見たらこんなブログという。


■壁画を描くことになった話

Twitterで少し書きましたが、今年は壁画を100枚描くというプロジェクトをスタートします。そういうことにしてしまいましたので、何年かかるのかわかりませんがやります。でも肝心のまだ壁が足りません。ただいま「描かせていただける壁」を募集していますので、うちに描いていいよという方はご連絡ください。何かご質問等でもお気軽にどうぞ。ちなみに壁画というと大きそうだけど、小さい絵でもいいです。壁に一部にでも画が描ければよい。
toyama34shi@gmail.com
純粋に自分の絵画的な問題を考えるための研究なのですが、さてなぜ壁画なのか?キャンバスなどのタブローに描くと絵画が描かれたものとキャンバスとの関係によって成り立ちはじめるのだけれどそのことの無批判な受け入れに対してどこか違和感がでてきて、じゃあそもそもどこまでが絵なのかを考えなければいけなくなり、そのためこの1年くらいはいつもの四角いキャンバス画に加えてスチール板に描いたりリサイクルショップで買ったベンチに絵を描いたりしていました。スチール板やベンチには全面に絵を描いているわけではなく描いているのはその一部です。これは何をしていたかというと、支持体の形の要求を無視して絵を描くという試みです。初期のフランク・ステラのシェイプドキャンバスの場合は、支持体の形状の要求と絵画が持つ要求が合っているものだと思っているのですが、それとは違う解決方法です、というよりむしろ解決させない方法というべきかもしれません。そんなことをあれこれやったり考えたりしてるうちに突如思い当たったのが壁画でした。つまりタブローがなかったころの話に戻っていきます。戻りに戻っていくと、例えばラスコーの洞窟内には牛が描かれている。その描かれた牛の外形の内側は当然「牛」です。さてではその牛の外形の外側は、何でしょうか。それは、洞窟の壁ですね。つまりここでは絵の内側が絵であって絵の外側は絵ではない。この状況こそが本来だったのに、タブローというものができて動産として動き出した絵については、タブローつまりこの動かしうる支持体というものが有する "確実な端っこ"が発生してしまってそれが絵そのものに関係をもつようになってしまった、もっと悪くいえば外形が (例えばたかが数パターンしかない四角いこのキャンバスの外形が)絵に対して文句を言ってくるようになったわけです。絵はそもそも不動産であってこれはジョークでもなんでもなく「動かない」ものだったし、その中では絵は確かに絵であって絵の外とはそれとは違う場所であったのになあということに思い当たったのです。そこで手前は壁画と取っ組み合いをせよということなんですが、じゃあ描きましょう、1枚なんかじゃだめで、100枚くらいは描きましょう、これは直感でそれくらいしないとダメなんじゃないかなあと思ったわけです。さてTwitterに書いてみるとありがたいことに既に何名かうちに描いていいよと言っていただいてて (ありがとうございます)、では実際進めようとするとまた色々面白い問題がでてきて、これは100枚描くべきだろうとますます思ってきたわけですが、まあこの辺りのことはまた次の機会に書きましょう。とにかく引き続き壁を募集中ですのでお気軽にご連絡ください。
*Twitter「TYM344 壁画」で検索
twitter.com/search?q=%20TYM344%20%E5%A3%81%E7%94%BB&src=typd

■さようなら、DESK/okumura
東京は馬喰町にある半廃墟的住宅兼ギャラリーであるDESK/okumuraが地域開発のため建物ごとなくなってしまうということで、この場所での最初で最後の奥村直樹さんご本人による企画があります。

「奥村直樹ノ友達展」
 日時:2016年1月28(木)-30(土)
 場所:DESK/okumura
ki4four.wix.com/deskokumura
友達を集めるといってもはや友達じゃない方も意思表明すれば出展できる状態になっているのでタブーが過ぎる過激な展覧会というか企画ですね。はじめからその成り立ちがクレイジーな奥村宅の「初めてのフィナーレ」にふさわしいのではないでしょうか。それに友達というのは家に呼ぶものでした。私は最初の企画段階から出展をオファーいただいていたこともありいつも以上にはりきって出展しようと思います。ぜひお越しください。

TYM344

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