2025年7月14日月曜日
出展情報:「サンプリングセンサー」- 2025/7/25(Fri.)-8/6(Wed.) 新宿眼科画廊
グループ展
サンプリングセンサー
会 期:2025年7月25日 (金) - 8月6日 (水)
木曜日休廊
時 間:12:00 - 20:00(水曜日のみ17:00まで)
会 場:新宿眼科画廊
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
www.gankagarou.com
出 展:岩岡純子
江頭誠
海沼ちあき
國分莉佐子
斉木駿介
田口愛子
TYM344
仲衿香
前畑裕司
斉木駿介さん企画のグループ展に参加します。会場はひさしぶりの新宿眼科画廊。どうぞお楽しみに。
TYM344
2025年5月1日木曜日
出展情報:「パレスチナ あたたかい家 in 松戸」- 2025/5/2(Fri.)-7(Wed.) 隠居屋 IN kyo-Ya
グループ展
パレスチナ あたたかい家 in 松戸
2025.5.2 (金) 〜 2025.5.7 (水)
会期中無休
12:00~21:00
初日は16:00 open/最終日は17:00 close
場所:隠居屋 IN kyo-Ya(千葉県松戸)
千葉県松戸市南花島中町196
JR常磐線「北松戸」駅より徒歩12分
・各駅からの所要時間
金町駅(東京):約20分
柏駅(千葉):約30分
取手、西船橋(千葉)、南越谷駅(埼玉):約40分
新宿、東京駅(東京):約1時間
入場料:無料
※会場には段差があります。車椅子、足が不自由な方はご不便をおかけして申し訳ございませんが、事前にご連絡いただくか、介助者の方とご来場ください。
※夜は展示会場にてイベントを開催予定。展示をゆっくり観たい方は昼間のご来場がおすすめです。
※お越しいただく前にwebサイト、SNSにてタイムスケジュールのご確認をおすすめします。
参加アーティスト
A3BC/Creamy Emi/DANNY JIN/Gaza. Signal of Life/haco/I’M FROM RAINBOW PLANET/Inès Jasmine Mesbahi/Kenfrog/Loving/MAKE LOVE, NOT WAR/MARIKO/Maya Kubota/mon/O/Patata Studio/Poppy Bloom/PWBF/rekko/rino./saquochang/super-KIKI/Taka/TYM344/uhi [鄭優希] /WAIFU/Y・N/yoda/Zac Mdd/相川くるみ/新井五差路/市川絢菜/イトウモモカ/井上晴日/うえのよう/内田涼/うつゆみこ/うらあやか/會本久美子/往還堂/大内風/奥誠之/長田結花/小山維子/架け箸/加藤豊/川名倫明/川又明日香/木村りべか/工藤夏海/小泉さよ/行動フェス/後藤花甫里/後藤 瑞穂/コトバトフク/戸山恢/コンパニヨンくらしデザイン/齋藤レイ/さかきばらなおみ/坂下彰/坂田藍美/坂本夏海/さくら/さこももみ/佐野魁/死後くん/島つくえ/しみずゆうこ/しものあお/須藤祐太郎/砂守メディアアーカイヴズ/住本尚子/相田萌 / m.Pupen/そぼろ/玉井夕海/辻美保子/津村侑希/寺本愛/中村雅奈/にしかわしょう子/虹のほとりの灯台守/灰原千晶/はしもとゆか/はるまき/パレスチナとつながる写真展PROJECTマクルーバ/百美+/ひらのりょう/福田澄子/藤井光/藤岡拓太郎/藤田泰実/細井耕平/丸岡京子/まるゐ/みさこみさこ/宮越里子/みょうじなまえ/ミョン|樺|ファ /村上慧/むらかみなぎさ/百瀬文/門眞妙/山口勲/ヤマグチナナコ/吉田尚令/林美蘭 (miranartworks) /若林菜穂/渡辺篤/わたなべりお
【パレスチナ在住の参加アーティスト】
A constellation of Gaza (Baraa Ubaida, Haya Shihab, Salam Shihab, Thekra Hatem Jumaa Al-Ajab) /Birzeit University/Fekra (Mohammed, Yazan)/Gaza. Signal of Life (Amer Nasser)
(112組)
公式サイト
私は新作を一点出展します。作品出展にあたり下記のコメントを寄せました。
頭上にミサイルが降ってこない場所にいる子どもも、頭上にミサイルが降ってくる場所にいる子どもも、同じである。やっぱり今日もおなかが空き、お気に入りの場所や遊びがあり、いつ思い出しても笑ってしまうような思い出があり、やってみたいことや行ってみたいところがある。いまこの瞬間も、どんな場所でも、同じである。
私はパレスチナに対する半世紀以上にわたる暴力行為が現在も続いていることに対して明確に反対しています。私は大学では美術史専攻でしたが、当初は世界史専攻として入学した人間なので、古今東西歴史的な興味関心はあったのですが、若かったこともあり、肝心の人間がよく分かっていなかったのです。いまも分からないのですが、ひとつだけ、2年前に自分に子どもが生まれてから、そういった歴史的興味関心とはまったく別の次元において、まったく新しい考え方を得ました。それは知識ではなく単なる事実からくる衝撃的なものでした。なにかというと、子どもは、もちろんひとりひとりが性格も容姿も違いますが、誰がいつどこに生まれるかは「たまたま」である、そう考えると、あらゆる子どもまったく同じであるということです。これに気がついてから世界の見え方や捉え方が一気に変わってしまいました。それを気づかせてくれた妻と子に感謝しています。それくらいの巨大な感謝をする人される人がどんな世界にもいるでしょう、子どもでなくても、あなたにもひとりはいると思います。しかし前述のコメントに書いた通りですが、ただ場所が違うだけで、さっきまで楽しく笑っていても、いま殺されるかもしれないのです。パレスチナやガザのことになんとなく関心があるという方も、展覧会に足を運んだり一部の活動でもウォッチしたりして、なにかのきっかけになればうれしいです。なお、本企画での作品等の売上の一部はパレスチナへの支援への寄付になるとのことです。
TYM344
2025年4月18日金曜日
「二値化絵画」に関する2016年の文書
資料の整理をしていたら、 「絵画検討会」の"チラシ"に使用した文書を発見しました。これが最終原稿だったかは確信が持てないけど、たぶんそう。タイトルはないけど、「二値化絵画」とはなにかという話をしています。「二値化絵画」の2種類のストラテジーが分かりますね。2016年です。TYM344
2025年4月7日月曜日
出展情報:個展「絵画の計画 PAINTING PLANS」2025/4/17(Thu)-29(Tue) THE blank GALLERY
TYM344 個展
絵画の計画 PAINTING PLANS
2025年4月17日(木)-29月(火・祝)
時間:平 日 13:00 - 19:00
土日祝 12:00 - 19:00
休廊:4月23日(水)
会場:THE blank GALLERY
www.the-blank-gallery.com
東京都渋谷区神宮前3-21-6 大崎ビル3F
TEL 03-6804-5150
- 山手線原宿駅より徒歩9分
- 東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅 出口5より徒歩5分
オープニングパーティ:4月19日(土) 18:00 -
この度、THE blank GALLERYでは、白と黒のみで画面が構成された絵画作品で知られる作家、TYM344による個展「絵画の計画/PAINTING PLANS」を開催します。
TYM344はこれまでの活動において、美術史・映画史・音楽史等からの引用、自身が描く4コマ漫画のキャラクター(「アイ」と「悠」)、日々路上で撮影した道路標識や看板のデザイン、それらの要素を組み合わせてつくられた様々な絵画作品を数多く残しています。作家が考える絵画の本質である「動かないこと」をもっとも強化し、また、写真や印刷物といった他のメディアにイメージが変換された際に失う情報を最小にするために、すべての作品は徹底的にモノクロ化され、作家自身はこの形式を「二値化絵画」と呼称します。制作を通して現代においてはほとんど放置されている絵画の本質の問題を再検討するとともに、現代におけるイメージの受容環境を織り込んでいくことで、結果として高い強度のイメージを生み出し続けています。
当ギャラリーでは5年振り、2度目の個展となる本展は、これまでの総括と今後への展望と位置づけ、作家自らが厳選した過去の作品群から「二値化絵画」とはなんだったのかを検証すること、また最新作によって次の展開を示すことを目的とした展覧会になります。TYM344の最初期から最新のモードまで一度に出会える貴重な機会を、ぜひご高覧ください。
■作家ステートメント
十数年前、私は自身の絵画の形式を仮に「二値化絵画」と名付けた。それはある種の「条項の少ないルール」と呼べるものだ。そして、ルールがある以上、やはり「違反」も生じる。
そうした違反は、ちょっとした毒やノイズのようなものである。しかしそれらは、かえって絵画そのものへの刺激となり、活性化を促してくれる。だから私はそれらの違反をむしろよろこんで収集し、検品し、整理し、場面に応じて利用してきた。ここまでは「二値化絵画」にとっては良いことだった。
だが最近、というより徐々に、問題が生じてきた。そもそも「違反」とすら言えないもの——つまり「二値化絵画」の条項では触れられていない、まったくささいな、しかし本質的に重要な別の要素——に、いよいよ向き合わざるを得なくなってきたのだ。
それが嫌で、ずいぶんあちこちをふらふらと出歩いていたのだが、ある日ふと近所に帰ってきたとき、非常によく知っている場所で、急に見通しが立ちはじめた。
約1年半振りの個展になります。今回は「二値化絵画」自体の振り返りからはじまって新作まで至るというレンジの広い展覧会になります。といってもこれまでの作品を収めることはできませんので回顧というほど網羅的にはいきませんが、昔の作品もまとまって観られるあまりない機会になるかと思います。みなさまのご来場をお待ちしております。
TYM344